Essay of recor

音楽にまつわる慕情から哲学を綴る“エッセイ オブ レコー”

壁 <奥野敦士さん>

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2013.10.19 ROGUE再結成 http://gbgb.jp/

 ↓※この記事は2011年4月に書かれたものです。
ROGUE(ローグ)。
群馬っ子なら、もちろん知ってますよね。ROUGE(ルージュ)じゃないよ。
BOOWYの弟、BUCK-TICKの兄ちゃんです。←微妙

1985年、デビュー当時富岡市のレコード屋さんの店頭には
大きく「ポストBOOWY!」と書かれたポップとポスターが貼ってありました。
ぼくはまだ小学生で、中学校にあがってから兄の影響で聴くようになりました。
ファーストアルバム『ROGUE』は我が青春のバイブルです。名曲ぞろいです。
今聴いても、1~4曲目までのたたみかけるような展開は神がかり的です。

4曲目“フェアリードリーム”に酔いしれていた中学生のぼくは、
おとぎ話のような国で少女と恋に落ちるという歌詞の世界そのまんまの夢を見て、
その後数日間(*´ρ`*)ボーーーッとして何も手につきませんでした。思春期真っ只中!

 
そんな素敵な曲を書いていたヴォーカルの奥野敦士さんが2008年、

不慮の事故により脊椎損傷、半身不随というハンディキャップを負い現在リハビリ中!
ブログ:奥野敦士の気まぐれ日記

・・・今もなお歌で人々に感動を与えているのです。
そしてポジティヴなメッセージを発信しているのです。

更に今月、「言葉で世界を変えられないだろうか ナンツッテ!」というコンセプトの元、彼の本を出版する為の“ナンツッテ!プロジェクト”が始動。
http://www.nantsutte.com/
“歌や言葉で世界は変えられる!教”のぼくにとっても目が離せません。

 
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中学時代、友人と近所の壁にスプレーで落書きしました。

荒廃した街の不良を歌った曲“LOSE ONESELF”に憧れ、歌詞の通り“Lose oneself”と書いて、その前でおしゃれにカッコつけて写真を撮ったのです。 

が、つづりが間違っていました。
“lose on self”…見失うというより、完全に負けちゃってますよ。ナンツッテ?ナンツッテなの?
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人生において突如として現れ、立ち塞がる壁。
そんな壁に臆する事無く、落書きしてやる位の力強さを奥野さんからもらいました。
ナンツッテ!
 

いろいろあるさ 生きてっからね 車椅子からの魂のメッセージ

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終わりのない歌

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