Essay of recor

音楽にまつわる慕情から哲学を綴る“エッセイ オブ レコー”

SOMKIN' KILLS <小林くん>

狼惑星

ギターウルフマニアの友人“小林くん”に誘われ、何度かギターウルフのライブを観に行きました。

限界を超えたギターの音量で、ライブ後数日間は耳鳴りが消えません。

街の喧騒が遥か遠くへ行ってしまってます。


「ウウ━(-д-;)━・・・もうライブは当分いいや」
「え?(゚∀゚*) 何だって?←聞こえない」
という状態なのですが、数日経つと「また行こう!」と彼は言います。
完全な“ギターウルフ依存症”です。

さて、
2010年10月からのタバコ増税により、禁煙を始めた人も多い事と思います。
かくいうぼくも、禁煙ファシズムに呑み込まれたひとりです。
昨年9月に取り組んだイベント“バイブレーションテーブルVol.0”の終了と共にタバコをやめました。

ロックといえば酒、タバコはセットみたいなもの。
ギターを弾いたり、お酒を飲んだり、その都度タバコが吸いたくなります。
胸にぽっかり穴が開いたような喪失感が消えません。
・・・燃え尽き症候群か!?

そんなぼくを見た小林君は
「おれもタバコやめる!この一箱終わったら禁煙する!」と宣言。言わなきゃいいのに。
・・・そして数日後、普通ーに吸ってるし!!

小林君:「だめだ。また買っちゃった」
ぼく:「別にやめなくてもいんじゃ…」「いや!マジで金ないんだよ。やめないとまずい。破産だよ」

そう、彼はお金がなくて車も売ってしまい現在バイク通勤の毎日。
タバコがやめられれば、毎月2万円節約になると切実です。
「今月一杯でやめる!!」

・・・翌月、
まだ吸ってるし!!
「おれ、分かったよ。原因はタバコじゃない、タコだ…」
「(゜Д゜)ハァ??」

・・・彼は類稀なタコ好きなのです。
以前“かっぱ寿司”で「おれタコ大好きなんだよね」と言いながら一気に5皿も取ったそれはタコではなく鶏肉だった。という事件もありました。
寿司屋に鶏肉の握りが廻っているのが悪いのか、気付かないバカが悪いのか…
そしてスーパーでタコが目に入ると絶対に買ってしまうのです。

「タコのつまみって1袋500円位するじゃん。1ヶ月で1万5千円だろ。
そして晩酌が進み、タバコもうまい。っていうか絶対やめらんない。
このままじゃあ破産だ(゚ロ゚; 三 ;゚ロ゚) 」
「じゃあ、タコ減らせば、良…」「無理!」

「じゃあ、お徳用のでっかいタコ買ってちょっとづつ食べれば?」
「そう思うだろ。試しにでかいの買ったけど、全部食っちゃった、えへへ」

その後もタコ論は続く・・・
「あの食感、たまんないんだよなー。口に入れた瞬間『あぁ、このままずっと口の中に入れときたい』って思うんだよね。
特に北海道産のタコが…」(#゜Д゜)=○)`Д)、;’. ブフッ!
一生入れとけや!このタコ!

依存症ではなく、だらしないだけでした。
 

 

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